鳩山政権誕生時、鳩山由紀夫を「新しいタイプの政治家」と現したが、
8ヶ月後の今、鳩山の退陣会見を見るに、「新しいタイプ」の政治家であった。
何よりも、平成に入ってから
ここまできれいに辞めることのできた総理大臣というのは、
居ないのではないか、というのが私の見立てだ。
疑問に思う人も多いと思うので、彼の退陣の会見を引こう。
Location:6丁目,品川区,日本
今日電話で話したことは、主にこの10ポイント。
・何をしたいのか、ではなくどう生きるか
就職活動ではみんな業種を絞るところからから入りがちだ。
しかし、その業種のことをどれだけ知っているのだろうか、
入ったとたん、理想だった業種が「こんな筈じゃなかった」
24時間(ある意味)会社に縛られ、
ずっと定年まで会社と生きていくわけだ。
会社とは生活そのもの。
どう働きたいのか、具体的にイメージすることを勧めたい。
○○業界で働きたいのか、社会を変えたいのか、
人から感謝されて生きたいのか、
趣味のためのお金を貰う手段であっても、動機はなんでも良い。
その上で、自分が譲れない要素を、絞り、会社を選べばいい。
業種はあくまでも一要素に過ぎない。
・理想の自分と現実の自分はきちんと区別する。
理想は持っていた方が良いが、現実も意識しておいた方がよい。
コツコツやるのが向いている人なのに、いきなり「理想の自分」を描き出して、
「バリバリ他人に負けずに働きます!」って自己アピっても、どこかで無理が出る。
理想の自分を偽りきって内定を貰ってしまったら逆に悲劇だ。
働き始めた後で、理想の自分と働き始めた現実の自分とのギャップに気づいた場合、
いきなりスタートから躓くことになる。
・マニュアルは読む価値がない
そんなに読まなかったが、就活のマニュアル本を読む価値はそんなにないと思う。
自分なりに考えて、突き詰めたアウトプットでないと、
相手は社会人なので、経験値は自分より高く、打ち負かされてしまう。
本質を見極め、それを伝えることが重要だ。
・やっぱり人
会社にいると、やっぱり、上司・同僚・部下と
関係を持ちながら生きてゆくわけだ。
そう言う人達はやはり、尊敬でき、気持ちの良い人のほうがいい。
自分と真逆な人ばかりだと疲れるが、
金太郎飴みたいに同じような人がいる会社もつまらない。
自分が受け入れられる、様々な個性を持った人がいる会社、ぐらいがいいのでは。
反社会的/非常識な人物は論外。
何人にも会って総合的に自分に合う会社をみつければいい。
・研修制度??
これには異論があるかもしれないが、
個人的には研修制度が充実、というのは眉唾物だと思っている。
今までの学校の勉強とは違って、
ビジネスは常に正解が存在しているとは限らない世界。
最初は人の物まねから始めるにしても、
仕事のやり方や、回し方は自分で気づき、切り開かないといけない。
一切研修がなくて、外回りしてこい! ってのは考え物だが、
いつまでも、教えて貰うばかりでは成長しない。
研修制度が充実、なんて事を謳う会社に来るような人は、
自立心のない人が多く、大成しない気がする。
自分の事は自分で解決しなくてはならないという気概を持つべし。
・人事の良い会社は良い会社
会社をよくするのも悪くするのも、人の採り方と、配置の仕方次第。
良い人事がいる会社、経営層が人事をよくしようと腐心している会社は良い会社だ。
見るポイントは「丁寧な採用をしているか」
(1回の筆記と面接だけで採用! とかはやばい)
「うまくいっていない社員をフォローする体制が整っているか」
(うまくいっている人は放っておけばいい、うまくいっていない場合のフォローが大事)
「未来を見据えて人を採っているか(数合わせではない)」
(数合わせだと、一人の人間として見て貰えない)
あたり。
・人事の良い顔に騙されるな
前項と相反するようだが、普通の会社であれば、
人事の担当社員には人当たりも良く、
会社の戦略も熟知し、面倒見の良い人をあてている(筈)
人事のよい顔をみるだけでなく、現場の社員や雰囲気もつかむ努力を。
・なんだかんだ言って働いてみないとわからない
なんだかんだ言って、就活時の企業のイメージは、
入ったら大なり小なり裏切られるもの。
企業研究やインターンでリスクを減らすことはできるが、
ギャップは絶対に埋めきれない。
出会いは「縁」なのだから、ある程度割り切って、そこで頑張る気概を。
・なんだかんだ言って、とにかく就職はした方が良い
親の跡を継ぐとか、学びたいことがあるとか、明確な目標があるのならいいが、
のんべんだらりとした学生生活を送っていたような人なら、
とりあえず就活して、就職した方が良い。
逃げで院に進んでもいいことはない。
ましてや公務員試験に逃げるなど論外だ。(そんな人に公務員になってほしくない)
学生よりも自由は無くなるかもしれないが、社会が回っている仕組みが学べ、
お金まで貰えるのだ。
どこでもいいとは言わないが、与えられた選択肢の中から、
ベストなものを考えて選んだ方が良い。
フリーターにはその後からなってもいいのだから。
・なんだかんだ言って、最後は縁
とても入りたかった会社で、申し分のない能力を持っていたって、
面接官との相性の悪さであっさり袖にされることもある。
社会とは、自分の思い通りにならない事のほうが多い。
出会いは全て縁であり、大切に検討するべき。
偶然も含め、大切にしたいものだ。
佐藤優さんがSPA!で述べたところによると、
小沢対検察という図式は、つまり政治家対官僚の戦いだそうです。
意志決定から退けられて久しい、官僚達が、
「今意志決定をしている政治家達はこんなに悪い奴なんだ」
と国民に知らせるために操作をしているそうです。
おっしゃるとおりで、多分それは正しいのでしょう。
しかし、であるのであれば、私は官僚達が勝って欲しいと思います。
官僚組織のやることには常に「合成の誤謬」
が起こりうるという危なっかしさがありますが、
政治家達はそもそも合成して考えることすらしません。
2010年になりました
私が社会の荒波に揉まれ始めたのが2000年ごろなので、それから10年たったことになります。
昨年は正月を中国の紹興で、その前の年は台湾の高雄で迎えました。
それに比べると随分去年はドメスティックな年でした。
いきなり政治がドメスティックになってしまった。みんなこんなのでいいのかと思いつつも、実は競争も変化も嫌いでシュリンクする経済に漠然と不安を抱えつつも、手当や景気対策に期待をしています。
自分も含め人間は実に怠惰な存在です。怠惰なので楽な方へ行ってしまうのです。