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 この休日で『リクルート事件・江副浩正の真実』中央公論新社を読んだ。

 江副浩正、というと、明確に昭和の人である。彼の実業家としての人生は、東京オリンピック前夜の東京で、東京大学新聞の広告営業マンから始まる。色々な広告主を回っても広告が取れなかったのが、学生向けの就職の広告だけは面白いように取れた。『かもめが翔んだ日』朝日新聞社でも吐露されているが、大学を出て会社に勤めることも決断できず、「アブノーマルな人間」として心理学科を2年留年した江副は、日本の高度経済成長とともに時代を駆け抜けた。
 江副の悲劇は、日本社会の時流に乗って企業を成長させたのにも関わらず、リクルート、という会社が日本社会のスタンダードから外れていたことだろう。
 社員も外部の人間も関係なく、協力し、能力を振り絞って仕事を行う。自主自立して、自己実現を行う、という社風は、「自ら機会を作り出し、機会によって自らを変えよ」という社是に繋がった。リクルートは間違いなく輝いているいい企業だった。日本の他の企業と違って。
近くのローソンが、9月より酒とたばこを販売しなくなった。
店頭に12月頃まで販売できなくなりますとの張り紙が貼ってあって
なんでなのか不思議に思っていた。

近隣に既存の酒店やたばこ屋がある場合、
酒やたばこを販売できないコンビニというのはたまに見るが、
既得権益を手放すコンビニというのは見たことがない。
多分売り上げには相当影響があるのだろうし。

気になっていたので
先日、レジで人の良さそうなお姉さんに買い物ついでに
「免許切れちゃったんですか?」と聞いてみたら、

「店長が急に辞めちゃったんですよー、
すぐに(免許)書き換えないらしくて、販売できないんですよー」

と残念そうに言われた。
あの人の良さそうで不器用そうな腰の低い店長。
松田洋子の漫画で言うところの、
不渡り2日前の社長みたいにテンパッってた店長、
って誰もわかんないか。
生命保険には通常、戦争で契約者が死亡した場合
死亡保険金が支払われないという、戦争免責条項が設定されています。
戦争がおこる確率、およびその戦争によって死亡するリスクは
統計学的に算出することができないからです。

このほどドイツ保険協会(GDV)から「戦争免責条項の例外に当るケースとその具体的な事例」
が発表されましたが、その内容が驚愕。
大和生命本社ビルは、
個人的には日本のミラーガラス建築の最高傑作だと思っています。
帝国ホテルとみずほ銀行本店の並びで日比谷公園に面し
周囲と調和の取れた非常に美しいビルでした。
旧鹿鳴館跡地に建てられたビルの新しい名前が気になるところです。

http://listing.tokyooffice.jp/detail/19893/725721
http://www.blue-style.com/photo/todohuken/view-767.html

1998年に大和生命からゴールドマンサックスに450億円で売却。
2001年に大和生命が590億円で取得。
2005年に日本ビルファンド投資法人に635億円で売却。

とゴールドマン・サックスに鞘を抜かれつつも
REITに高値で売り抜けたのですが、、
そのお金でリスク商品に手を出していたのですね。

カタカナの「ヤマト」をモチーフにした
シャープなイメージのロゴもあって、
個人的にはイメージのよい生命保険会社でしたが、
さすがに厳しかったかと思います。

イーバンク銀行本店も入居する
大和生命ビルの今後は要注目ですね。
「最大多数の最大幸福」というのは僕の好きなベンサムの言葉ですが、
最近は「最大個数の最大幸福」こそが、社会の目指すべき
理想ではないかと考えています。

幸福になれるミニマムアクセスの所得もない人々が、
アフリカには統計的にまだ5人に1人存在します。
北朝鮮の数値は統計も存在しません。
一方で国民の幸福がGNI(国民総所得)で図れる時代は、
先進国では19世紀、発展途上国の多くも1990年代までに終了しました。
国民総所得(GNI)が増えても、国民の幸福が増えたとは
言い切れない時代になっています。

これは結構深刻な問題で、国民総所得を基準に「上げ潮」等と
言っていたら100年かかっても解決しない問題です。
「幸福」と感じる事ができる人を増やすことが
21世紀の社会がなすべき命題である、
というのことを強調すべく、あえて多数を個数に言い換えたのが
「最大個数の最大幸福」です。
黒川紀章建築の中でも特に傑作だと思っていた福岡銀行本店ですが、
この度本部機能を移転するとのこと。

ふくおかFGが新本社ビルに移転、福岡銀行本部機能も
http://kyushu.yomiuri.co.jp/keizai/detail/20080530-OYS1T00213.htm

壮大なピロティと対照的に明治通り沿いに一切窓が無く、
開放的なのか開放的じゃないのかよくわからない建物で、しかも
http://www46.tok2.com/home/arc/fukuoka/fukuoka_03.htm
ピロティが結果的に有意義に使われていないことが、
嘆かれている。

そういう意味では8Fまでぶち抜きのアトリウムがありつつも、
行員を含め立ち入り禁止という信じられない措置を執り
後に「霊廟」とSaving the sunで揶揄された日本長期信用銀行本店をも
思わせます。(新生銀行本店になって顧客ラウンジに改装)
http://arc-no.com/arc/tokyo/tokyo-sinseiginkou.htm

まあ天神の一等地だし、本店じゃなくなったので
有意義に使って欲しい。
黒川の述べたところのメタボリズム(新陳代謝)を見せて欲しいもの。

それにしても気になるのが、新本部の位置。
福岡市中央区大手門というと大壕公園のあたりで、
外れとはいかないまでも天神、博多という福岡の二大中心地とは
結構離れる。FFG(福岡フィナンシャルグループ)は
長崎の親和銀行、熊本の熊本ファミリー銀行を傘下にし、
他の地銀も狙っているという観測記事が出て、
福岡県の銀行から九州の銀行グループへと脱皮を図っている。

...となると、九州新幹線も開通するし、
博多駅付近の方が適地にも思える。
博多駅前にはライバルの西日本シティ銀行が本店を構えているので、
避けたにしても、郊外移転というのはどういうことなのだろうか。

もちろんFFGは図体の割に利益率が悪いとも批判されているので、
経費節減も必要なのだろうが、三行の融和や他県の評判を考えると
「福岡こそが中心という傲慢さ」を感じられないのかが、
気がかりなところ。
豊川信金で着服1億8600万円か
豊川信用金庫といえば、
心理学では有名な
豊川信用金庫事件の舞台です。
(警察の捜査によりデマの発生とそれが取り付け騒ぎになるまでの過程の詳細が解明された珍しい事例)wikipediaより

豊川信用金庫事件
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B1%8A%E5%B7%9D%E4%BF%A1%E7%94%A8%E9%87%91%E5%BA%AB%E4%BA%8B%E4%BB%B6

こんなニュースがあっても、
(多分)月曜日に取り付け騒ぎはおきないでしょう。
情報の伝播のスピードが速くなり、
全国的に職員の着服というニュースが日常茶飯事になったからこそ、
パニックにならない。

これは良い時代になったと言えるのでしょうか。

余談ですが、サブプライム問題で取り付け騒ぎに揺れる、
英ノーザンロックのWebSiteには
http://www.northernrock.co.uk/

We're open.

と書かれています。これはノーザンロックのスローガンなのでしょうか、それとも、事態を沈静化させるためのメッセージなのでしょうか。
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